スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「症例A」

2006.03.26 *Sun
多島斗志之さんの作品です。

2つの物語が平行してすすられて最後には1つになる形式の作品です。

この物語の題材は「心の病気」です。
精神科の先生と患者。

精神病といっても似たような症状でもいくつもの病気があるのです。
精神病の先生は本当に大変だなと思いました。
心の病気ですから見える傷を治すというようには簡単にはいかないですし。
患者の心の奥そこまで探っていかなきゃいけない。
おまけにどこまで患者の言っていることが本心か妄想か虚言か・・・。
そんなの簡単にわかるわけないですよね。
だってそんなこと簡単にわかったら生きていくの辛すぎますよね。
あの人は私のことを嫌いだなとかこれは嘘だなとかわかっちゃったら辛いですよ。
私はついてもいい嘘もあると思う人ですから。
ようは人を傷つけなければいいわけで・・・と思う人ですから。

でも、そんなことを考えると患者も病院選び、医者選びは大変ですよね。
だって手術が上手い先生とかはわかりやすいですけど
心の傷を治すってのは分かりにくいわけですからね。
それにこういう病気の場合は相性がありますからね。

精神病なんて暗くて重い題材を扱っていますが、とても読みやすいです。
でも、読み進めていくうちにだんだん普通の人と心の病を持った人との
境界線なんてないんじゃないかって思えてきちゃいます。
いつ自分がそういうふうになってしまうのかなんてわからないな~って。



4043690010症例A
多島 斗志之
角川書店 2003-01

by G-Tools

スポンサーサイト
CATEGORY :


Copyright © 幸せなくじゃく All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ (素材:ふるるか) ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。