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「うつくしい子ども」

2006.03.26 *Sun
石田衣良さんの作品です。
石田衣良さんの作品は初めてなんですけど、この作品はとても重い内容です。
でもとても軽く読めてしまいます。
内容が軽いとかじゃなく、とても読みやすく仕上げてあります。

最近被害者の家族とか加害者の家族を取り上げている作品が多いですよね。
それだけ犯罪が身近になってきてしまっているんでしょうか?

これは加害者の兄が主人公です。
弟が事件を起こした後、弟の気持ちを知りたくて
事件のことを探っていくんです。
淡々と物語はつづられていくんです。
そこがなんとも切なくて、切なくて涙があふれてきてしまいます。
確かに被害者の家族は信じられない気持ちから
怒り、悲しみ、憎しみ、憤り・・・
こんな感情が溢れてくるんだと思うんですけど
加害者の家族は、何が起こっているかもわからず、
信じられずに周りだけが時間がすぎたり
事が進んで行くんだと思うんですよね。
それは本当に淡々に・・・。

そんな物語がだんだん後半は違う方向に
進んでいってしまうところがあります。
私的にはあれはなくてもいいと思うんですけど。
でも、あの最後の部分は犯罪者と被害者も
紙一重の部分を持ち合わせていて
特に子どものうちはそのへんが微妙である年頃だから
何か一つ間違えると道がそれていってしまう事もあるように思わされました。



4167174057うつくしい子ども
石田 衣良
文藝春秋 2001-12

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テンプレート配布者:サリイ (素材:ふるるか) ・・・ 
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